人気漫画『鬼滅の刃』の能狂言公演「能狂言『鬼滅の刃」が、東京・観世能楽堂GINZASIXで26日よりスタート。
ファイナルファンタジーが歌舞伎化と聞いたときは「ふぁっ!???」って感じでしたが、「鬼滅の刃」が能狂言にと聞くと、「おお、世界観がマッチしているなぁ」と感じるのはなぜだろう・・(苦笑)
無事に開幕し、野村萬斎(演出/謡本補綴)は、「今回の公演では、能 狂言を主軸に置きながらも、現代劇的なアプローチにもいくつか挑戦し今まで能楽堂ではできなかったことが「能狂言『鬼滅の刃』」を通して、皆様にお届けできると思います。これまで能 狂言が培ってきた技法、人力で表現することの素晴らしさを是非体感していただきたいと思います」とコメントを寄せた。
また、4月に行われた制作発表では、「今も世の中に鬼、いません? 人を食ってしまう鬼はあまりいないと思いますが、鬼に近い『人の命をなんとも思わない』とかね。そういう意味では鬼は現代にもいるような気がする」と分析。
さらに「鬼になる理由の因果があるからこそ、そこの因果にスポットをあてて、そこには悲しみがあるというのを描いたのが能であり、『人は鬼で鬼が人間らしい』と見せるような構造が、鬼滅の刃との親和性がある」と能狂言と鬼滅の刃の共通点を伝えていた。
なんだか、共感できるコメントです。
これからも、伝統を守りつつ、若い人にも興味をもってもらえるよう、新しいことに挑戦していっていってほしいものです。
|
ここまで読んでくださりありがとうございます。
よければ、読者になったり、「にほんブログ村」をポチっとして
このブログを応援してください!