はい、チェンソーマン第9話も、なかなかに衝撃的な展開でしたね。
見どころとしては チェンソーマンVSサムライソード の戦い。
マキマの復活からの、死刑囚を利用しての謎攻撃。
コベニちゃんの、意外な身体能力。
ってあたりが、見どころでしょうか。
しかし、この話しでも、私は少し疑問が出てしまった。
それは「なぜ、姫野はチェンソーマンのチェンソーの紐を引っ張ったのか?」
そして「なぜ、ゴーストの悪魔に全部あげる前に、チェンソーマンの紐を引っ張らなかったのか?」である。
まず「なぜ、姫野はチェンソーマンの紐を引っ張ったのか?」について。
「え??これは、チェンソーマンが復活するからでしょ?」と、思うかもしれないが、この時点でデンジの復活条件はわかっていなかった。
永遠の悪魔戦で、倒れたデンジのチェンソーの紐を引っ張って復活させるシーンがあったが、あの時、デンジは五体満足だった。
と、いうか、冷静に考えたら、永遠の悪魔戦でも、「なぜ、紐を引っ張ったんだ?」って疑問がここで浮かぶ。
まぁ、チェンソーという見た目から、なんとなくの直観で、紐を引いたら、再始動する。って思うのは自然かな?
普通のチェンソーでも、止まったり、止まりかけたら、スターターロープを引いて、再始動を試みようとするだろうし。
まぁ、ともかく、永遠の悪魔戦の時点で、「紐をひっぱったら、デンジは復活する」ってことはなんとなく理解はできただろう。
が、頭を撃たれた(一応、人間)にも、これが適用されるか否かは疑問だろう。
「デンジは死んだ」と思うのが普通なのではなかろうか?
もし、「頭を撃たれた状態でも、紐を引っ張ればデンジは復活する」ってことがわかっている。もしくは、その可能性にかけて、紐を引っ張るなら、ゴーストの悪魔に全部捧げる前にやるだろう。
考えられるのは・・・
アキがピンチかつ、自分も撃たれていて混乱していた(冷静な思考ができなかった)。
ってことなんだが、「じゃあなんで全部、消えた後に、紐を引っ張ったの?」となる。
身体が全部消えて、冷静になったのか? いや、それは不自然な気が・・・。
「頭が撃たれてもデンジは復活する」と、いう希望があったとしても、それに賭けるには、遅すぎるだろう。
もしかして、ここで紐を引っ張ったのは、姫野(姫野の意志)ではなく、ゴーストの悪魔そのものだったのではなかろうか?
悪魔に学習能力があるなら、永遠の悪戦で、ゴーストの悪魔も「デンジは紐を引っ張ったら復活する」っていうのは理解できていたはずだし
そうじゃなくても、悪魔の本能的な何かで「頭を撃たれていても、紐を引っ張ったら復活する」っていうのを理解していたのかもしれない。
悪魔ゆえに「頭が撃たれる=死亡判定」という常識が通用しなかった。からこそ、紐を引っ張った。っていう可能性もあるだろう。
姫野が消えてから動いたのは、姫野と契約しているゆえに、自由に動けなかった。って考えれば自然。
サムライソードにやられた悪魔が、デンジに倒させようと、復讐的な感情でデンジを復活させようとしても、不思議じゃないし。
うーん、どうなのだろう。
いまだに、姫野の退場に納得できないだけなのかもしれないが...
退場に慣れておかないと、この先、キツイので「あまり深く考えない」が最良の答えなのかもしれない。