薬や毒が大好きな主人公・猫猫(マオマオ)が、後宮内で起こる事件や謎をその知識で解明していく作品「薬屋のひとりごと」。
現在人気放送中ですね。それゆえに、原作を読んでみたいと言う人も多いのではないでしょうか?
ですが、その原作。2種類あるということは知っているだろうか?
原作は小説投稿サイト「小説家になろう」に連載された同名のライトノベル。2017年にコミカライズされている。
なので、原作の原作は当然、小説投稿サイトに連載されているライトノベル。
と、なるのだが、コミカライズ版は「月刊サンデーGX」と「月刊ビッグガンガン」の二種類が存在している。
「月刊サンデーGX」版の特徴
薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~(1) (サンデーGXコミックス) [ 日向 夏 ]
「月刊サンデーGX」版の特徴は、ミステリー部分に重点が置かれているところです。
そのため、全体的に話しがサクサクと進んでいく。
その分、話し(事件)の背景や黒幕を示唆する表現などが、詳しく描かれているのがサンデー版。
ミステリーに重点が置かれているからか、キャラクターの造形が、ガンガン版に比べるとややスッキリしているのも特徴だ。
ミステリー要素の方が好き。絵柄がスッキリしている方が好き。と、いう人は、サンデー版がおススメである。
「月刊ビッグガンガン」版の特徴
薬屋のひとりごと(1) (ビッグガンガンコミックス) [ 日向夏 ]
ミステリーに重点を置いているのがサンデー版なら、恋愛要素に力を入れていると言えるのがガンガン版だ。
サンデー版にはない、キャラクターの心情を吐露するセリフがあったりする分、ミステリー部分がカットされているという印象。
キャラクターも、ガンガン版に比べると、全体的にかわいらしく、色気すら感じる絵柄になっているのがガンガン版。
ミステリーよりも恋愛要素が好き。キャラクターはカワイイ方が良い! と、いう人は、ガンガン版がおススメだろう。
結局、どっちがおススメ?
結論から言うと、どちらもおススメです。
細かい違いや、大きな違いもあれど、全体的なストーリーの違いは同じなので、どちか片方だけを読んでも問題ないです。
なので、自分の好みを読めば良いと思います。
もちろん、どれだけの違いがあるのかたしかめる意味で、両方読むのも悪くはないです。
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