スクウェア・エニックスHDは純利益69.7%減を受けて「改革案」を発表した。
マルチプラットフォーム、PCローンチなどPCユーザー獲得への各種取り組み、ロンドン開発拠点の機能強化など。
具体的には「量から質」への転換だ。
スクウェアといえば『ファイナルファンタジー16』、『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』、『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の 王子とエルフの旅』、『ファイナルファンタジー7 リバース』など、名だたる有名ゲームを生み出してきた。
が、質より量となっていたのを、ファンたちは感じていた部分もある。
FFも売り上げが減少しており、FF16も思っていたより話題に上らず、売上は2週目から激減し、たったひと月でランキングから姿を消してしまった。
出版事業は、TVアニメを開始した『薬屋のひとりごと』の大ヒットにより、紙媒体及びデジタル販売が前年を上回り、前期比で増収増益となったが、『薬屋のひとりごと』だけに頼るわけにもいかないだろう。
人気作を沢山産み出し、同時に沢山の思い出を生み出したスクウェア。
踏ん張ってほしいものだ。
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