激辛トルティーヤチップスを食べるソーシャルメディアのチャレンジ企画に参加した米国の少年が死亡した。
昨年9月に死亡し、検視当局は17日までに、トウガラシの辛み成分「カプサイシン」を大量に摂取したことが原因とする報告をまとめた。
「カプサイシン」は、皮膚を強く刺激し、発赤、腫れ、痛みを引き起こすことがある。
皮膚に付着すると長時間痛みが続く可能性がある。
眼に入ると強い痛みや炎症を引き起こす。
適切な保護眼鏡の着用が重要です。
カプサイシンを吸い込むと、咳、喘息様症状、呼吸困難などが起こる可能性がある。
大量摂取すると胃潰瘍や下痢などの消化器症状が現れることがあります。
適量であれば健康に良い効果もありますが、高濃度や大量摂取は危険ですので十分気をつける必要がある。
皮膚や眼への刺激には適切な処置が重要です。
少年は東部マサチューセッツ州在住。心臓疾患を抱えていたという。
死亡には、その影響があった可能性もある。
チップスには大人用で子供は食べないように注意が書かれていたが、子供も購入できるようになっており、少年の他にも病気になったり、病院に搬送されたりした子供の報告があったという。
この事件の結果、今後 激辛チップスの扱いがアメリカで変わってくるかもしれない。
昨今は、SNSで注目を浴びるために、知識が少ない子どもが遊び半分で、ネット上の危険な行為の真似をすることもある。
そういう行為を子どもがしないように、今後はネットに対する教育も必要になってくるのだろう。