「叡王戦」五番勝負の第2局が石川県で行われ、藤井聡太八冠は挑戦者の伊藤匠七段に敗れた。
これにより藤井八冠のタイトル戦の対局の連勝は「16」でストップ。
タイトル戦の連勝記録は、大山康晴十五世名人が1961年12月から62年10月にかけて達成した17が歴代最多。
藤井創太は、歴代1位となる17連勝には届かなかった。
藤井竜王は「もう少し違う勝負手を掘り下げるべきだった。(連勝が止まったことは)まあ、仕方ないかなと思う」と肩を落す。
実は、このお二方は小学3年生の時に全国大会の準決勝で対局した間柄。
その時、負けて号泣きした方が先にプロとなり八冠となり、その史上初の八冠に初めて挑んだのが勝った方。
と、いう少年漫画か!? と、言いたくなるようなドラマがあったりする。
連勝続きで、ある種のネタにもなっていた藤井聡太のは敗北。
これには、残念がる声もあるが、「人間らしさを初めて感じた」などある種の安心感を覚える人もいる。
藤井聡太には、この敗北を糧にもっと強くなっていってほしい。